訪問看護は事業所ごとに運営の仕方が大きく異なります。入職後のミスマッチを減らすために、応募前や面接で確認しておきたい項目をまとめました。
確認したい10のこと
1. 独り立ちまでの同行訪問の期間と進め方
病院経験があっても、在宅の現場は勝手が違います。同行訪問が何回・何週間程度か、どの段階で一人で訪問するのかを聞きましょう。
2. オンコール(緊急時の電話対応)の有無と頻度
オンコールの体制は事業所によって異なります。当番の頻度、手当、緊急訪問になった場合の対応(翌日の勤務の扱いなど)を確認します。
3. 1日の訪問件数の目安
件数だけでなく、1件あたりの訪問時間、移動時間の見込みも合わせて聞くと働き方がイメージしやすくなります。
4. 移動手段と交通費・駐車場
車、自転車、バイクなど。私有車を使うのか、社用車があるのか。ガソリン代や駐車場代の扱いも確認します。
5. 直行直帰の可否と勤務時間の締まり方
記録作業を含めた実際の終業時間、残業の扱いを聞きます。
6. 利用者さんの主な層と得意分野
高齢者中心か、小児・精神・ターミナル(終末期)など専門性が高い分野があるか。自分の経験や関心と合うかを確認します。
7. 看取りへの関わり
看取りの件数や、関わる際の体制(チームでの対応、相談できる人)を聞いておくと、心構えができます。
8. 教育体制・研修と相談できる環境
学べる機会があるか、困ったときに相談できる先輩がいるかを確認します。
9. 記録・情報共有のしくみ
電子記録かどうか、スマートフォンやタブレットを使うかなど、日々の負担に関わります。
10. 人員体制と離職の状況
スタッフの人数構成、勤続年数の傾向、増員の予定などを聞きます。答えにくそうな場合も、それ自体が判断材料になります。
聞きにくいことの伝え方
条件面は、「長く続けたいので、働き方をイメージしたくて」と前置きすると、聞きやすくなります。
求人票だけで判断しないために
求人票は事業所の一部しか表していません。可能なら見学や、実際に働いている人の話を聞く機会をもらうとよいでしょう。転職エージェントを利用する場合は、条件面の確認や交渉を代行してもらえるサービスもあります(内容は各社で異なるため、公式サイトで確認してください)。